渡邉医院

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6月になりました。月曜日から抗がん剤投与5クール目に入ります。

 6月になりました。季節は一気に進んでいますね。

 私は今、悪性リンパ腫の抗がん剤治療のために入退院を繰り返しています。

どうしても入院しているときは、病棟内エアコンが効いているので、快適です。329日に入院をしたのですが、この間、私の中では季節は全く進んでいませんでした。でも4クール目が順調に終わり、来週の月曜日から5クール目の抗がん剤投与になりますが、一旦自宅に戻ってきています。やはり、暑くなってきていますね。季節は確実に進んでいます。

 どうしても入院治療していると体力が落ちてしまいます。この落ちてしまった体力をアップさせるために毎朝、近くの賀茂川を散歩しています。その時の風景を絵にしたのがブログでもご紹介している風景画です。
 まだ朝なので、自宅に帰るころには額に薄っすら汗をかきますが、吹いてくる風は、まだまだとても心地いいです。

 さて、今の私の状況をお話しします。

 悪性リンパ腫の治療、完解を目指して今抗がん剤による化学療法を行っています。この治療は全部で5クール行います。

 現在4クールが済み、残すは来週月曜日からの5クール目を残すところです。

 今のところ、強い副作用もなく、順調に治療が進んでいます。2クール目が終わった後に治療効果を診た造影MRIでは、脳の視床下部近くにあった腫瘍もほぼ消失しました。今回の5クール目が終わった後、再度造園MRIで治療効果を診ます。おそらく、腫瘍は消失して完解状態になっています。

 ただ、治療はここでやめることなく、完治を目指していきたいと思います。まだ詳しい日程等は主治医と相談していませんが、完治に向けて自家血移植を行う予定です。造血幹細胞移植には、同種造血幹細胞移植と、自家造血幹細胞移植があります。
 白血病患者さんはドナーからの同種造血幹細胞移植です。また、抗がん剤による治療効果が出にくい方や、抗がん剤治療でいったん完解された方が再度再発された時にも行うようです。

 私が行うのは、自分の造血幹細胞をあらかじめ採取しておいて、その造血幹細胞を移植する方法です。

 このように、これまでは、発症した悪性リンパ腫の治療、完解を目指す治療を5クールしてきました。来週からはその治療の5クール目です。それが終わり、治療効果を診る造影MRIで完解が認められたら、今度は完治を目指す治療として、私は自家血幹細胞移植を受けることになります。 

 もうしばらく治療はかかります。完治して復帰したいと思います。皆様には、本当にご迷惑をおかけしていますが、もうしばらくお待ちください。しっかり完治して「シン・渡邉医院」を再開したいと思います。

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