渡邉医院

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男女での痔のかかりかたの違い

女性にも多い痔のお悩み

“痔=男性”というのはあくまでイメージ

“痔=男性”というのはあくまでイメージ

“痔=男性”というのはあくまでイメージで、女性にも痔のお悩みは多いものです。

女性に特に多い痔のお悩みは“裂肛(切れ痔)”で、これは女性が便秘になりやすいことが要因として挙げられます。
女性の切れ痔は特に20~30代の若い時期に多く、その頃にピークを迎えます。

あな痔は男性に多い痔ですが…

一方、あな痔(痔瘻)は男性に多い痔ですが、女性に多い切れ痔からあな痔になることもありますので安心できません。
同じ種類の痔でも女性と男性とで原因が異なる場合がありますので、そうした部分をしっかりと診て適切に治療させていただきます。

女性患者様も大勢お越しになられています

女性患者様も大勢お越しになられています

京都市上京区の渡邉医院は、男性だけでなく女性患者様も大勢お越しになられています。

男女比を比較した時、半々かもしかしたら女性患者様の方が多いくらいで、決して“肛門科=男性が行くところ”というわけではありませんので、変に意識せずに他科の病院を受診するのと同じ感覚でお越しいただければと思います。

女性ならではの痔のかかり方

黄体ホルモンの影響で便秘になりやすい

女性の場合、生理前には腸の働きを抑制する黄体ホルモンが分泌されるため、男性と比べて便秘になりやすいとされています。
便秘になると、硬い便が肛門を通過して肛門上皮を傷つけることで裂肛(いぼ痔)になりやすくなります。

妊娠中は便の調子が悪くなります

妊娠中は便の調子が悪くなります

女性ならではの痔の原因として、妊娠・出産が挙げられます。

というのも、妊娠中は便の調子が悪くなって、それが原因でいぼ痔(痔核:内痔核)や切れ痔になったり、出産時に強くいきむことで内痔核が悪くなったり、血栓が詰まりいた気が出るなど強い症状が現れたりすることがあります。

男女での痔の治療方法の違い

内痔核の場合

内痔核のタイプ

ここでは内痔核を例に男女でのタイプ・治療方法の違いをご紹介します。
まず内痔核のタイプですが、男性の場合、静脈瘤としての内痔核が多いです。

そのため、ジオンで治しやすいというわけです。
そして女性の場合は粘膜が脱出してしまうタイプが多く、手術が必要になるケースが多いと言えます。

内痔核の治療方法

内痔核の治療方法ですが、男性の場合、内痔核に対してジオンという痔核硬化療法を行うことで改善させられる場合が多いです。
一方、女性の場合、ジオンが効かない内痔核が多く、痔核の根治手術になるケースが多いと感じています。

はっきりとした理由はわかりませんが、統計的にそうした違いが現れています。

内痔核の男女の違い裂肛の男女の違い痔瘻の男女の違い

 

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