渡邉医院

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妊娠中も治療が可能です。

 今月になって、お二人の妊婦さんの手術をしました。
 妊娠中は何も治療できないと思っておられる方が多いと思います。でもそんなことは有りません。肛門に関しての病気では、大抵の治療が可能です。手術での治療も可能です。
 妊娠中はどうしても血栓(血豆)ができやすい状態になっています。
 血栓性外痔核と言って、肛門の外側に血栓(血豆)が急に詰まって腫れて痛い病気です。また、内痔核に血栓が詰まって、これもとても痛い病気です。
 血栓性外痔核は基本的には血豆が詰まって腫れて痛いので、自然に腫れが引き、痛みがとれ、血栓は自然に溶けて吸収していきます。でも、あまり痛みが強い時や、血栓が大きいときは局所麻酔をして血栓を摘出すると痛みはスッと楽になります。
 また、内痔核に血栓が詰まると、これもとても痛いです。場合によっては血栓が詰まった内痔核が外に出たままになってしまって、戻らなくなることもあります。この場合も局所麻酔で痔核根治術をすることが可能です。
 このように妊娠中も、手術を含めていろんな治療をすることが出来ます。
 痛みが強いのも辛いです。また出血も心配だと思います。
 妊娠中も心配なこと、不安なことがあれば相談してくださいね。

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