症状から選ぶ
こんな症状でお悩みではありませんか?
排便時に血が出るのですが…
肛門が痛むのですが…
いぼ痔のうち、肛門の外側にできるものを外痔核と言い、肛門が痛むが場合には外痔核が疑われます。
外痔核は通常、お薬で治療することができますが、症状が強い場合には日帰り手術を行う場合があります。
排便時に痛み・出血があり、細い便が出ます…
こうした時には切れ痔を疑うべきでしょう。
切れ痔は女性に多い痔のお悩みで、通常、排便のコントロールやお薬などで治療しますが、改善されない場合には1泊2日の入院手術(裂肛根治術)を検討します。
お尻が腫れて、肛門などから膿が出ます…
お尻が腫れて痛いときは肛門周囲膿瘍の可能性があります。切開して排膿する必要があります。
肛門から膿が出る場合は、あな痔の可能性があります。
これは細菌感染により起こる痔の一種で、根治するためには手術(痔瘻根治術)が必要になります。
肛門の外側にしわができています…
それはもしかしたら肛門皮垂(スキンタグ)かもしれません。
スキンタグの原因は様々ですが、そのうちの1つに内痔核があります。
これが腫れたり治ったりすることで、スキンタグができてしまうことがあります。
また切れ痔でもスキンタグができることがあります。
スキンタグは決して“病気”ではありませんが、スキンタグが気になる、違和感がある、排便後拭きにくいということでしたら、お気軽に当院へご相談ください。
当院ではスキンタグの手術を行っていて、日帰り手術でスッキリ治すことが可能です。
肛門から何かが飛び出してきます…
排便時に何かが飛び出してくる病気には内痔核と直腸脱があります。直腸脱とは直腸が肛門から脱出することを言い、加齢により肛門を締める肛門括約筋が緩んでしまうことが原因とされています。
そのため、若い女性や男性にも直腸脱は起こりますが、頻度としては圧倒的に高齢女性が多いです。
“排便時に脱出する”“起立時や歩行時に脱出する”“常に脱出している”など脱出の程度は様々です。
肛門がかゆくて仕方ありません…
肛門を拭き過ぎたり、温水洗浄便座で洗い過ぎたりすると、肛門が傷ついてかゆみが起こることがあります。
これを肛囲皮膚炎と言い、かゆみの原因となる拭き過ぎ・洗い過ぎなどを止めて、軟膏を塗ればスッキリ治すことが可能です。